Ukajun books

書店勤務(2社)8年。3児のパパ。本屋さんのこと、本のことを中心にブログを書いています。

008【セクシャリティをだす、ひきだす】

 休憩時に食するのがうどん。まぁこのあたりからして、まぁなんとういか残念な感じがあるのですが、食べることに時間やお金をかけないのが、ありのままのワタシなので、それはともかく。ななめ向かい側に背をむけて着席した20代後半くらいの女性がいらっしゃって。うどんをすするのに、その長い髪を丁寧にかいあげかいあげ、すする。そのたびにうなじがひかる。まさか、うどんやさん(某チェーン店)にそういった類のセクシャリティを感じる時間なんて期待していないぶん、その風景がすごく印象的で。

もちろん、こういったことをつきつめると最近はたたかれるご時世ではあるのですが、働く姿も、結果としてそれがすごくセクシャリティがあるという場面があると思います。もちろん、単純に色気ムンムン(男性女性問わず)ということでなくて。ひとつの仕事を真摯に取り組む姿はどうしたって、情感あふれるものなはずだし。もちろんそればかりではないでからね。

本屋さんにそういったセクシャリティがよみがえることってあるのかなぁ。ただの肉体労働として、作業として、仕事しているとなかなかきつい。とりもどすべきは、ヒトのちから、気持ちがはいった、という。

 

吉井和哉の(秘)おセンチ日記】