001【はじまりがおわる】
はじめまして、今日からブログをどんどん書いていきます。
どうぞよろしくおねがいします。
現在ボクは、本を売ることをナリワイとしています。
本を売ることと、本について書くことは全く別モノだと考えています。
ついこの間、一緒に働いている就職活動中の学生スタッフに「どうしてこの仕事しているんですか?」と尋ねられてまぁわりと困ったんですよね。
理由はいくらでもあげられるんですけど、すべてにおいてパンチがないんですよ。
たいした収入が得られるわけではないナリワイを選択している自覚があるぶん、どうもそこを超えてく理由が弱い。つまり、まぁ嘘臭いし、それは聞き手も見透かすわけです。
これはよくない。自分のふた回りは違うワカモノに率直に伝えられないって、どうしようもなく惨めなことだと思います。
そのはなしの流れで、できれば仕事なんてしたくないという彼女に向けて、いやいやそれはないよね、ボクは仕事はしたいよ。仮にAIだのBIだの、そんな語られかたする未来いよいよやってきても、ボクは働くよと。お金なんてこだわらず、完璧に好きに熱中するよね的なことをいったんですよ。そしてそれはつまり社会に貢献することに繋がるんだみたく、すごくおおざっぱに。
そして、いま、ボクはブログを書いています。
つまり、これは結構、すごい強い気持ちが潜んでます。
たぶん。
いや、絶対、たぶん。
【世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド】村上春樹/新潮社